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ポケモンだいすき

ポケモンの攻略など雑記

台湾の牛丼

 食べたことがないと「台湾の牛丼」とか言わないとなかなか分かりづらいのが、滷肉飯(ルーロウファン)だ。豚か牛の肉か分からないけど、細かく刻んで甘辛く煮込みまくったのをご飯の上にかけて食べるそれは、台湾的中国的な微妙な臭いをクリアーできれば、日本人大好きな食べ物の一つだと思う。

 たいてい昭和風の黄色いタクアンが二切れ入っているのが嬉しく、日本統治時代の名残りだと思う。現地台湾人からすれば店ごとによって違う味があり、その優劣を語るのは日本で言うところのすし屋の違いかもしれないが、私にとっては同じで、唯一違和感なく美味しく食べることができる台湾料理の一つである。

 滷肉飯の「滷」は煮込むという意味があるのだが、他に「肉燥飯(ロウザオファン)」というのがあるのに気付いた。ガイドブックとかでは「滷肉飯と同じ」とかあって、ふぅーん、そうなんだ。

 高雄に戻ったのは7時過ぎ、ホテルの手前に美味そうな滷肉飯を出す店があって入ってみれば「肉燥飯」があった。「燥」が読めなくて、「そのメニューの滷肉飯の下のヤツ、ちょうだい」と言ったら「ロウザオファンね・・・」と、久しぶりに見る超愛想のない不細工なねーちゃんがつぶやき気味に言った。「燥」は、zao4。

 で、作っているのを目の前で見ると、どっから見ても滷肉飯と同じなんだ、に見えた。何が違うんだ。ま、美味いのには変わりないから良いいんだけど。小さなお椀で25元(95円)。

 でも、あまりにも同じように見えるから、その10km先に愛想を捨て去ったようなねーちゃんに「これ、その肉燥飯だよね」

 「そうだよ」

 「滷肉飯じゃないよね」

 「そうだよ」

 「でも、美味しいね」

 「・・・」、走り去る。

 おい、返事ぐらいしろよ、少なくとも社交辞令的だとしてもヨイショしているじゃん。この辺の無愛想さは、大陸のとはちょっとニュアンスが違い、こちら台湾の方がタチが悪く、日本と同様にして、お店繁盛としてはダメじゃん。昨日から美味そうだな、とチェックしていたのだが、いつ通っても客が殆どおらず、変わりにその隣と隣の似たような店は大繁盛だ。が、安くて美味いから、明日もまた行ってしまうだろう、そんなもんかも。